セルフケア
施術直後は楽なのに、なぜあなたの体はすぐ元に戻ってしまうのか?
「施術してもらった日は調子がいいのに、数日経つとまた同じ場所が痛くなる…」
「この慢性的な肩こりや腰痛と、一生付き合っていくしかないのか…」
私の施術院に来られる患者さんから、毎日のように聞こえてくる切実な声です。
あなたも、同じように感じていませんか?
こんにちは!
元スポーツトレーナーで、現在は整体師として数千人の体と向き合ってきたshookiです。
結論から申し上げます。
あなたの凝りや痛みが”元に戻ってしまう”最大の理由は、施術後の「セルフケア」が間違っているか、もしくは足りていないからです。
私たちの行う施術は、あなたの体を正常な状態へとリセットする**「特別な時間」です。
しかし、その良い状態を維持し、さらに向上させていくためには、日々の暮らしの中で行う「正しいセルフケアという習慣」**が絶対に欠かせません。施術とセルフケアは、健康な体を取り戻すための車の両輪なのです。
巷にはセルフケアグッズが溢れていますが、元プロアスリートを支え、現在は一般の方々の体を診てきた私の目から見ると、**「その使い方では、逆に体を痛めてしまう…」**という危険な自己流ケアを行っている方が後を絶ちません。
この記事では、
- なぜ自己流のセルフケアが危険なのか?というプロの警告
- 体の構造を熟知した私が、本気で選び抜いたセルフケアグッズ3選
- 効果を最大化し、体を壊さないための「正しい使い方」の全て
を、私の知識と経験を総動員して、徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたはもう迷うことはありません。
なぜ自己流ケアは危険なのか?プロが頼るべき「3つの視点」
やみくもに体をほぐしたり、鍛えたりしても、痛みは改善しません。
プロは必ず以下の3つの視点から、ケアを組み立てます。
- 【緩める(リリース)】: まずはガチガチに固まった筋肉や、癒着した「筋膜」を正常な状態に解放する。
- 【補う(リカバリー)】: 傷ついた筋繊維を修復し、強い体を作るための「材料」を体内に取り入れる。
- 【守る(サポート)】: どうしても体に負担がかかる場面で、正しい体の使い方を体に覚えさせ、怪我を未然に防ぐ。
この3つの視点を、ご自宅で安全かつ効果的に実現してくれるのが、これからご紹介する「三種の神器」です。
【整体師兼トレーナーが厳選】体の凝りを解消する本物のセルフケアグッズ3選
私が数ある製品を試し、解剖学・運動力学的な観点から「これなら患者さんに自信を持って勧められる」と確信したグッズだけをご紹介します。
神器①【緩める】筋膜ローラー:そのゴリゴリ、本当に合ってますか?
多くの人が持っている筋膜ローラー。しかし、9割の人がその本当の実力を引き出せていません。
《なぜこの筋膜ローラーなのか?》
私が数ある製品の中からAmazonで人気のこのモデルをおすすめする理由は、**「硬すぎず、柔らかすぎない絶妙な弾力」と「深層部に届く凹凸の形状」**です。安価なローラーにありがちな、ただ硬いだけの製品は、筋肉の表面を傷つけ、防御反応で逆に体を固くしてしまいます。このローラーは、適度な圧で筋膜の癒着にアプローチし、血流を促進するのに最適なのです。
《警告!よくあるNGな使い方》
- 痛みを我慢して、体重をかけてゴリゴリやる → 筋繊維が傷つき、炎症(揉み返し)の原因に。
- 骨や関節に直接ローラーを当てる → 骨膜を傷つけ、新たな痛みを引き起こす。
- 呼吸を止めて、力んで行う → 全身が緊張し、リリース効果が半減する。
《効果を最大化するプロの正しい使い方》
- 呼吸を止めない: 「ふぅー」っと長く息を吐きながら、体重をゆっくりとかけていきます。
- 1箇所30秒〜60秒: 同じ場所を長時間やりすぎるのはNG。ゆっくりと圧をかけ、ローラーを転がします。
- **「少し痛いけど気持ちいい(イタ気持ちいい)」**が最適な圧のサインです。
【腰痛に悩む方へ】お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)を狙え!
腰痛の多くは、腰自体ではなく、腰を支えるお尻の筋肉の硬さが原因です。ローラーの上にお尻を乗せ、少し体を傾けながら体重をかけることで、腰への負担が劇的に軽減します。
【肩こりに悩む方へ】肩甲骨の内側(菱形筋)を狙え!
背中の下にローラーを置き、両手を胸の前でクロスします。肩甲骨が外に開くので、その内側の隙間にローラーの凹凸がフィットします。猫背や巻き肩の改善にも効果絶大です。
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私のおすすめは一番下の筋膜ローラーです!色も豊富です。
shookiおすすめ筋膜ローラー(理由は、安くて人気商品だから使い勝手が良い)

神器②【補う】プロテイン:それは筋肉増強剤ではありません
「プロテインって、マッチョな人が飲むものでしょう?」
これは、日本人が持つ最大の誤解の一つです。
プロテイン = タンパク質 = 私たちの体を作る “全ての材料” です。
筋肉はもちろん、皮膚、髪、爪、そして凝りや痛みの原因となる傷ついた筋繊維や靭帯を修復するためにも、タンパク質は絶対に不可欠なのです。
《なぜこのプロテインなのか?》
私がこのプロテインをおすすめする理由は、**吸収が速く、お腹がゴロゴロしにくい「WPI(ホエイプロテインアイソレート)」**という高品質な種類であること。そして、人工甘味料や添加物が少なく、毎日飲んでも体に優しいからです。何より、味が美味しくないと習慣になりません。この製品は、まるでカフェのドリンクのような自然な風味で、無理なく続けられます。
《プロが教える飲むべきタイミング》
- 施術やトレーニングの直後30分以内(ゴールデンタイム): 体が最も栄養を欲しているこのタイミングで飲むことで、修復効果が最大化します。
- 朝食時: 睡眠中に失われたタンパク質を補給し、一日の活動エネルギーになります。
- 就寝1時間前: 成長ホルモンが分泌される睡眠中の、体の修復をサポートします。
食事だけで1日に必要なタンパク質(体重1kgあたり1g以上)を摂るのは、非常に困難です。プロテインを「栄養補助食品」として賢く利用することが、凝りや痛みから最速で回復するための鍵となります。
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神器③【守る】コルセット:筋力が落ちるというのは、半分ホントで半分ウソ
「コルセットを着けていると、筋力が落ちるから良くない」
この説は、半分正しく、半分間違っています。正しくは**「四六時中、頼り切ってしまうと筋力は落ちるが、“正しい場面”で“正しく”使えば、これほど頼りになるサポーターはない」**ということです。
《なぜこのコルセットなのか?》
このコルセットの優れた点は、「腹圧」を高めるのに最適な幅と硬さを持っていること。そして、複数の支柱(ステー)が背骨の正しいS字カーブをサポートしつつも、動きを完全に固定しすぎない設計になっていることです。これにより、筋肉がサボりすぎるのを防ぎながら、腰への負担を最小限に抑えることができます。
《プロが教える正しい使い方》
- 着けるべき時:
- ぎっくり腰などの急性期(痛みが強い2〜3日)
- 重い荷物を持つ、長時間の運転など、腰に負担がかかることが分かっている時
- 外すべき時:
- 安静にしている時、デスクワーク中
- 就寝時
- 軽い運動をする時
《最も重要な“正しい装着位置”》
多くの人が間違えるのが装着位置です。**コルセットは“腰”に巻くのではなく、“骨盤”に巻きます。**おへその下あたり、骨盤の出っ張っている骨(上前腸骨棘)にコルセットの上端がかかるくらいがベストポジションです。この位置で締めることで、お腹の圧力(腹圧)が高まり、体幹が安定して腰の負担が激減します。
コルセットは、あなたの体を守るためのお守りです。依存するのではなく、賢く付き合っていきましょう。
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まとめ:最高のセルフケアは、未来の健康な自分への「投資」です
今回ご紹介した3つのグッズと、その使い方。
これらは、私がトップアスリートから高齢の患者さんまで、数多くの体と向き合う中でたどり着いた、セルフケアの最適解です。
施術で体をリセットし、正しいセルフケアで良い状態を育てていく。
この両輪が揃った時、あなたの体は初めて、長年のつらい凝りや痛みから本当に解放されます。
今日から始めるその一つの習慣が、5年後、10年後のあなたの健康な未来を創ります。
まずはあなたの悩みに一番響いたものから、その効果を体感してみてください。
もし使い方が分からなければ、次回の施術の際に遠慮なく私に聞いてくださいね。一緒に、最高の体を取り戻しましょう!
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