みなさんこんにちは!
美容鍼灸師のshookiです。
美容鍼でフェイスラインは引き上がるのか。
実際の美容鍼をやった後の写真、糸リフト、ボトックスのそれぞれの良さや、
デメリットも含めて紹介します!
美容鍼はフェイスラインは引き上がるのか。
結論、引き上がります!
しかも自然な形で綺麗にキュッと引き上がります。

引き上がるって言ってもどこに引き上がるのか。
それは
皮膚・筋肉が引き上がっているということです。

なぜ美容鍼で皮膚と筋肉が上に引き上がるのか。
それは、皮膚に刺激を入れることで、細胞が活性化しそもそもの肌の真皮層にある
コラーゲン繊維・エラスチン繊維が促進され、シワシワで弛んでいた皮膚が
ピンっとテンションがかかる感じですかね。
筋肉も一緒ですが、筋肉は刺激が入ると血流や硬くなっていたところが鍼を打つことで張りが出るようになり本来の筋肉の位置に戻るようになります。
筋肉の性質の一つで可塑性(かそせい)が存在します。
簡単にいうと、トレーニングすれば筋肉は大きくなるし、何もしなかったら萎縮するもの。
これらのことで筋肉は引き上がります。
これを美容鍼でやるのか、ボトックスでフェイスラインを出すのか、糸リフトで引き上げるのか、
美容施術によって違います。結果的には変わりますが、自分の肌や、骨格を理解していないと
せっかく施術をしたのに、糸リフトのほうが効果あったかも。とか
美容鍼やったのにむくみがひどくてあまり変わらなかった。
と損をしてしまいます。
美容鍼とボトックス治療どっちがいいの?
これは自分はこういう結論でいいと思います。
1週間以内に冠婚葬祭などの大事な行事で写真を撮らなきゃいけないとなった時に
今すぐに顔を引き上げたい場合はボトックス治療。
3ヶ月後に大切な行事があり写真を整形感なく自然な形でしかも傷も特につかないように
するなら美容鍼です。
期間と金額ですかね。あと不自然さ。
ボトックスの期間に関しては、一回で効果があるのですごく有効です。
あと金額も昔みたいにべらぼうに高いわけではないです。
でもリスクもあり、エラボトックス治療に関しては筋肉を融解(強制的に溶かす)しているので
顎の筋肉が少なくなってしまいます。なので硬いものを食べづらくなる、噛むのが疲れてくる。
ので結果的に食べ物を食べなくなり食が細くなります。
美容鍼なら不可逆性で、筋肉が溶けることもなく、自然な顔を形成することができます。
糸リフトとボトックスはどっちがいいの?
自分はドクターではないので、何も言えません。
鍼灸師としてではなく、イチ患者目線で見た時に
【神技だな】って感じます。美容鍼では到底できない芸当です。
美容鍼ももちろん即効性はありますけど、
糸リフトと、ボトックスの即効性は抜群です。
美容外科には勝てないです。
肌感ですけど、美容鍼の患者様でボトックスを打っている人は多いイメージです。
糸リフトは患者様に聞いてみると、【体に糸を入れるのは怖い】や【垂れ下がった時にフェイスラインが崩れそう】など、糸を入れたことでの不安感はあるみたいですね。
顔のタイプはそれぞれ違う
簡単にいうと、
顔のタイプはそれぞれみなさん違います。
私もたくさんのお客様に美容鍼をしてきましたが、
実際にあまり効果の出なかった方もいました。
その方は本当はフェイスラインは引き上がっているけど、実際には分からないのが正直なところ
でした。
自分自身美容鍼灸師としてお仕事はさせていただいていますが、
美容鍼での領域での限界を感じているので、それ以上を求める方は他の美容医療を進めています。
その中でも、顔のタイプは色々あるので自分なりにまとめたので見てみてください。
顔のタイプ別
① 骨格タイプ(フェイシャルフレーム)
主に「たるみ治療」「輪郭治療」「脂肪・骨の診断」に使う分類。
🔸よく使われる骨格タイプ
- 面長タイプ(ロング)
→ 下顔面やフェイスラインのたるみが出やすい - 丸顔(ラウンド)
→ 脂肪がつきやすく、バッカルファットが気になることが多い - 逆三角形(V字)
→ こけやすい、加齢で頬のボリュームロスが顕著に - 四角・ベース型(スクエア)
→ 咬筋肥大しやすく、エラ張りが気になる傾向 - ひし形(ダイヤモンド)
→ 頬骨が高く、コケが目立ちやすい
→ 輪郭治療(HIFU、脂肪溶解、ボトックス、糸リフト、ヒアルロン酸)の方針決めに必須。
② 脂肪タイプ(フェイシャルファット分類)
たるみ・ボリュームロス診断に使う。
🔸種類
- 内脂肪型(深部脂肪が多い)
- 外脂肪型(浅い脂肪がつきやすい)
- 下ぶくれ型(下顔面に脂肪がつく)
- 逆三角コケ型(脂肪が少ない)
→ 脂肪吸引・脂肪溶解・ヒアルロン酸の適応判断に使う。
③ 皮膚タイプ(スキンタイプ診断)
美容皮膚科で最重要の分類。
🔸スキンタイプ分類
- Ⅰ:とても焼けやすい白い肌
- Ⅱ:やや焼けやすい白肌
- Ⅲ:標準的なアジア肌
- Ⅳ:焼けにくいアジア〜ミドルスキン
※日本人はⅡ〜Ⅳが多い
→ レーザー選定・光治療・ダウンタイムの予測に必須。
🔸質感ベースの分類
- 薄い皮膚/厚い皮膚(皮膚の厚み)
- 乾燥肌/脂性肌/混合肌
- 弾力低下肌・ハリ不足
- 毛穴タイプ(皮脂・たるみ・乾燥由来)
→ レーザー・ピーリング・注入の反応が変わる。
④ 筋肉タイプ(筋緊張と形態)
たるみ・小顔・表情ジワへの治療判断に必須。
🔸よくある筋肉タイプ
- 咬筋強いタイプ(エラ張り) → ボトックス効果大
- 前頭筋過緊張タイプ(おでこシワ)
- 眼輪筋過緊張タイプ(目元の小ジワ)
- 口輪筋・広頚筋の緊張タイプ(口横の影、マリオネット)
→ ボトックス・糸・HIFUの治療効果が大きく変わる。
⑤ エイジングタイプ(加齢の出方の違い)
美容医療で一番重要な分類とも言われる。
🔸代表的な4タイプ
- ① たるみ型(皮膚と靭帯のゆるみが主体)
- ② 脂肪下垂型(ほうれい線・ゴルゴが深い)
- ③ ボリュームロス型(骨吸収型)
- ④ 混合型
→ ヒアルロン酸・糸・HIFU・脂肪注入の選択が大きく変わる。
✨ 補助的に使われる分類(より専門的)
🔹顔の黄金比・シンメトリー診断
→ フィラーの注入デザインに使う
🔹メラニンタイプ(しみの分類)
- 表皮
- 真皮
- 混合
→ レーザーの選定に必要
🔹毛穴タイプ
- 皮脂型
- たるみ型
- 乾燥型
→ 治療選択が変わる
🔹赤みタイプ
- 毛細血管拡張
- 酒さ
- 炎症後紅斑
→ Vビーム/ジェネシス等の適応

当てはまるものはありましたか?
分かりやすく自分が一回やってみましょうか。
①骨格タイプ→
顔が鏡で見た時に四角いからスクエア型(泣)
②脂肪タイプ→
外側に脂肪がつきやすいから外脂肪型かな
③皮膚タイプ→
Ⅱやや焼けやすいタイプ
④筋肉タイプ→
咬筋強いタイプ
⑤エイジングタイプ→
たるみ型
私の場合はこんな感じとなります。
自分みたいなタイプは、エラはり、顔のむくみ、日焼けしやすく肌荒れしやすい(赤ら顔)
たるみが起きやすいので、美容鍼はすごく効果に期待ができます。
ですが、エラ張りもなく筋肉より、脂肪の方が多くある方は美容鍼ではなく、
脂肪に対して効果のある施術をするのが一番です。
他の美容医療との違い
結論いい点と悪い点があります。
糸リフトや、ボトックスの治療は対症療法ですが即効性はあります。
美容鍼は根本改善におすすめです。が一回でびっくりするほどの変化は出づらいです。
糸リフトは速攻性が美容鍼よりあるが、一時的なもので
数ヶ月後にはもう一度というような繰り返しの治療となってしまいます。
ですが美容鍼は回数を重ねるごとに変化は出てきて根本的に再発しずらい顔に変化していきます。
結婚式がもう1週間後に迫っている人は、ボトックスや、糸リフトがおすすめです。
ですが不自然な仕上がりは否めないので、気をつけてください。
美容鍼に関しては3ヶ月から6ヶ月前から徐々にフェイスラインを仕上げていって、
理想の形にしていきます。
美容鍼の方が自然なお顔立ちを目指すことができますが、形状記憶するためにやや期間は
必要になってきます。
人によっても変わりますが、目安は3ヶ月前から見て行った方がいいでしょう。
なぜかというと、6ヶ月前だと少し遠すぎて大切な日の当日に逆に元に戻っている可能性があるので
3ヶ月前を目安に美容鍼をするといいでしょう。
美容医療を受けても効果が出ない人の特徴
美容医療を受けても効果が出ない人はハッキリして共通点があります。
- 原因と違う美容施術をしている
- そもそも改善しずらい顔の構造している
- 生活習慣が乱れている
- ホームケアが不十分
- ダウンタイム、通院期間を守らない
- 悩みに対して、”根本改善”が複合している
- 年齢、エイジングゲージによる限界
- 過度な期待をしている
- セルフケアの刺激(摩擦)が多い
それぞれ説明していきますね!
① “原因” と違う施術を選んでいる
美容医療が効かない最大原因。
例
- たるみの原因が “脂肪” なのに → HIFUばかり受ける
- コケが原因なのに → 糸リフトで引き上げようとする
- 赤みタイプなのに → シミレーザーばかりする
- 骨吸収なのに → スキン系施術だけ
→ 原因と適応のズレがあると効果はほぼ出ない。
(これはカウンセリング不足のクリニックも原因もあります、、、)
② そもそも“改善しづらい”顔の構造をしている
医学的に “効きにくい顔タイプ” がある。
例
- 皮膚が厚いタイプ → ダーマペン・美容液は効きにくい
- 脂肪が重いタイプ → HIFU単独は弱い
- 骨格が後退している人 → たるみ治療が効果出にくい
- 首の広頚筋が強く張っている人 → たるみ悪化しやすい
- 咬筋が極端に強い → エラボトが効きにくい、戻りが早い
③ 生活習慣が“逆効果”になっている
いくら施術しても土台が壊れているパターン。
よくある習慣
- 睡眠不足(成長ホルモン→肌再生が起きない)
- 糖質過多(糖化でくすみ・たるみ悪化)
- 紫外線ケアをしていない(シミ系治療が無意味に)
- 喫煙(血流低下→治療効果が半減)
- 姿勢不良(ストレートネック・巻き肩)
→ ほうれい線やフェイスラインのたるみ加速 - 食生活の乱れ(脂質・肌荒れ・むくみ)
→ これは美容鍼の効果が出ない人とも完全に一致。
④ ホームケアが不十分
美容医療の効果は“クリニックが 3でホームケア 7”とも言われるくらい大切。
特に重要なのは…
- 日焼け止め(絶対)
- 保湿(特にダーマペン/ピーリング後)
- 適切なスキンケア(脂性肌なのにオイル重ねすぎ等NG)
→ クリニックの施術は「状態をリセット/底上げするだけ」で、維持はホームケア。
⑤ ダウンタイム・通院回数を守らない
美容医療は多くが “継続前提”。
よくあるNG
- HIFU 1回→「変わらない」
- ダーマペン 1回→「毛穴変わらない」
- 糸リフト → 1週間後「戻った気がする」
- IPL → 月1~3回必要なのに単発で終わる
→ 施術の多くは最低3回〜複数回が前提。
⑥ 悩みに対して“根本原因が複合している”
1つの施術だけで解決しないケース。
たとえば
ほうれい線
- 皮膚のたるみ
- 脂肪の下垂
- 骨吸収
- 靭帯のゆるみ
→ 1つだけ治療しても効果が弱い
複合治療(HIFU + ヒアル + 糸)が必要。
⑦ 年齢・エイジングステージによる限界
40代後半〜は、
- 骨吸収
- 脂肪下垂
- 靭帯のゆるみ
- 皮膚弾力の低下
が絡んでくるので、スキン施術だけでは変わらない。
→ フィラー(ヒアルロン酸)や再生医療の出番が多くなる。
⑧ 過度な期待をしている(効果の基準が間違っている)
- “糸リフトで別人レベルの変化”
- “HIFUで脂肪吸引レベル”
- “1回で毛穴が消える”
などの期待をもつ人。
→ “思ったより変わらない”ではなく、
そもそも施術の限界値を超えた期待。
⑨ セルフケアの刺激(摩擦)が多い
- 強すぎるマッサージ
- ゴシゴシ洗顔
- 強い圧でのローラー
→ 肌バリア破壊 → 効果が出にくい
よくインスタで見るのが、
【韓国で美容施術受けてきた!】や、
【〇〇クリニックの〇〇先生に施術してもらった!】
などの投稿をよく見ます。
みなさんこれを見てやりたくなりますよね!
自分もこの人みたいに綺麗になれるかな!!や
自分もこれ嫌いの金額なら受けれそう!など
理想の描くのはすごくいいことですけど、
みんな一人一人顔の作りや骨格も違います。
ですのでポイントは美容医療は人によって違うから、SNS上のデータ上が全てではない
ということを念頭に置いておきましょう!
美容鍼灸師が実際に使っている美顔器
ハリフトローラー

これはめちゃくちゃ使います。毎回絶対に使いますね。
自分はこのローラーはこのように使っています。
- 鍼後の好転反応の鎮静のため
- フェイスラインアップ
- 後揉捻の代わりに
- 筋肉を弛緩するために
患者様からも、これ何?めちゃ気持ちいいんだけど。とか
コロコロしてるやつ何これ?
これ冷たくて気持ちいい。
【ハリフト】ってアマゾンで調べたら出てきますよ。って伝えたら、1週間後
その患者様はもう購入してました。笑
これです。↓笑
ぜひ見てみてください!笑


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