こんにちは!美容鍼灸師のshookiです!
最近は外が暑くて本当に大変ですよね、、、、
8月生まれでしかも幼少期からサッカーをやっていたが、夏は日向に1時間もいるとサンバーンを起こしてしまい肌が赤くなってしまいます。(泣)
外でお仕事されている方は本当に尊敬します。いつも暑い中お仕事ありがとうございます!!!
私は整骨院勤務なので勤務時間中はずっと室内のクーラーでキンキンに冷えた状態なので熱中症とはほぼ無関係の仕事をしてます。しかも通勤途中は朝早くからだし、夜遅くに帰るのですごく暑い!っていう状況下にいないので、いざ外で出て生活していると暑さ耐性がないためか、夏バテしやすくなってきていて、本当に外に出るのが辛いです。同じ内勤の方にお聞きしたいですね(笑)
さて整骨院勤務してて
患者様からこんな質問がありました。
「shooki先生って自分の院を持つ予定(開業)ってあるんですか?」とある時に言われました。
んー、、、、(てんてんてん)って感じでした。正直にはい!とは言えませんでした。
整骨院自体基本的に施術するスタッフは国家資格者のみができます。
最大の強みとしては皆国家資格者には開業権が存在します。
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ師のどれかの資格を持っていれば自分の院を持っていけます。
ですが、最初にネックになってくるのがお金ですよね?
整骨院開業するにはいくらかかるかご存知ですか?
およその諸々の費用をまとめてみたので参考にしてください。
費用項目 | 目安金額 | 備考 |
---|---|---|
物件取得費 | 50万〜200万円 | 敷金・礼金・保証金など(賃貸の場合) |
内装・設備工事費 | 100万〜500万円 | ベッド設置、壁の仕切り、照明、トイレ等の改修 |
治療機器・備品 | 100万〜300万円 | 低周波治療器、干渉波、ホットパックなど |
什器・事務用品 | 10万〜30万円 | 受付カウンター、パソコン、レジなど |
開業前広告費 | 10万〜50万円 | チラシ、HP制作、SNS広告など |
各種手続き・保険加入 | 10万〜30万円 | 厚生局への届け出、賠償責任保険など |
運転資金(3ヶ月分) | 50万〜200万円 | 家賃、人件費、水道光熱費、消耗品など |
実際に整骨院を開業するとなると、最低300万〜多いと1,000万円近くかかるケースもあります。実際にはリース代や、不要な治療機器等も出てきますし、銀行からの融資等で自身の開業のコンセプトにも影響はするので、、もっと突き詰めれば安く開業できる場合もあります。
でも、、、、
これを整骨院勤務をしながら未来の開業資金のためにコツコツ貯めてやるとなった場合みなさんはいけますか???
あまり想像つきづらいと思うのでちょっと計算してみましょうか、、、
仮に開業資金を500万円と想定しましょう。
開業資金500万円をコツコツ貯める場合、以下の年数がかかります。
生活スタイル 月の貯金額 貯まるまでの年数 年齢(新卒から貯めた場合)
一人暮らし 5万円 約8年と4ヶ月 29歳半ばで開業資金貯まる
実家暮らし 10万円 約4年2ヶ月 25初めで開業資金貯まる
みなさんこれをみてどう思います?
いけます? 頑張れそうですか?
私はぜっっっっっっっっっっっっったいに無理です。うん。絶対に。
20代という大切な時期にこんなにコツコツ貯めれている人なんて、みたことないです。(いたら鬼人)
仮にそしたら私の一人暮らしの時の年収と、家賃と比較してみましょうか。
神奈川県横浜市 グループ整骨院勤務 月収25万円(手取り22〜23万円)
横浜市の平均家賃は間取りの大きさにもよりますが、1Kが7万〜1LDKで10万円でしたが
私は家賃5.5万のゲキ狭デザイナーズマンションに住んでました。社会人一年目の時の給料とかで計算を月換算でしてみますね、そしたら最低ラインで見てみましょうか。
- 家賃 → 5.5万円(これはとんでもなく安い)
- 光熱費 →1万円(家にほぼいなかったので安い)
- 食費 →4万円(これは高め。)
- 日用必需品→1万円(トイレットペーパーや、スポンジ等の掃除用具)
- 交通費 →2万円(会社のが1万円とプライベートで都会に出る時や友達と会う時)
- 携帯代 →1万円(本体代、格安SIM、Wi-Fi代)
- 雑費 →1万円(服、家具、化粧水等)
- 交際費 →2万円(彼女とのデート代)
これで計算してみておよそ175,000円です。残りがおよそ5万円から6万円手元に残ります。
このほかにも、2ヶ月に一回に髪に切りに行って1万円だったり、友達と遊びに行った際には5千円ほど、今後の貯金のためだったりを考えると毎月コンスタントに5万円を絶対に貯めるのは至難の業だと思います。
実際私はキャッシュレス人間だったので支払いはいつもクレジットカードにしてました。なので月々のい支払いが8〜10万円が普通にありました。絶対に現金として必要な、①家賃②光熱費の6〜7万円は現金であったが、それ以外の③携帯代④食費⑤日用必需品⑥交通費⑦雑費⑧交際費は基本クレジットカードでした。クレジットカードなので手軽にプラスでなんでも買ってしまっていたので、
現実がこれだったので、毎月コンスタントに貯められる金額なんて一人暮らしの時は1万円くらいがこの時は限界でした。
なので私の場合は毎月コンスタントに5万円を貯めて8年後という途方もないような期間を貯めて、いざ開業だ!ってなった時の自分の姿を描けなかったです。
食費も抑えて、家賃も抑えて、プライベートも友達とも遊べず、自分も趣味にも遊べず、会社が嫌だとしても耐えて行かなきゃいけない。この苦痛を8年間耐えるのはキツすぎる!!!って思って途中で諦めました。金額的にも、精神的にも。
そんな時に思ったのが、もっといい給料の会社に就けばいいんじゃない?って思った私は転職しましたが、失敗しました。。。。整骨院は(どの職業も一緒ですが)基本的に大きく年収が1年2年とかで変わるようなものではないです。根本的に自分の働き方を変えて行かないと、開業はできないとそこで気づきました。
仮に資金が貯まったとしても
- 開業届
- 事業計画書
- 開業する場所探し
- 圧倒的な時間
- 経営スキル
- コネクション、コミュニケーション能力
- 単純な一人でやっていけるほどの技術力
これらが絶対に必要になってきます。独立する人も同じようなことが言えますが、店舗を持って実際に開業となると1年や2年とかですぐに終われるような簡単じゃないことです。
実際に独立している人はどれくらい?
まず結論|いきなり整骨院を開業するのはリスクが高い!
整骨院を開業するのは「夢」かもしれませんが、現実には時間・お金・手続き・経営スキルが不可欠です。
一方で、フリーランスとして施術を始める選択肢も今は充実していて、「初期費用も抑えられて、時間の自由を持ちつつ、自分の理想に近づく」人が結構増えてきています。
📊独立して働く人の割合ってどれくらい?
「実際、どれくらいの人がフリーランスや自営業で働いているの?」と気になる方も多いはず。
日本の労働人口における独立・フリーランス層の割合は以下のとおりです。
働き方 | 推定割合 | 概要 |
---|---|---|
正社員・契約社員など | 約70% | 会社勤め(雇用されている人) |
自営業・個人事業主(本業) | 約8〜9% | 開業届を出して本業で働いているフリーランス |
広義のフリーランス(副業含む) | 約23% | 副業・業務委託・ブログ・SNSなど含む |
特に鍼灸師・柔道整復師・整体師などの施術系では、
30代以降で独立・副業にシフトする人が年々増加しています。
また、女性を中心に「週1フリーランス」「副業セラピスト」などの選択肢も増えており、
必ずしも“開業=店舗を持つ”ではない時代になっています。
朝から晩まで働いて、給料は上がらない。
休日も気が抜けず、院長の方針にもモヤモヤ。
それでも「独立って難しそう…」と動けずにいる。
もしあなたがそんな状況にいるなら、
今こそ「自分の働き方を変えるための行動」を始めてみませんか?
🧠こんな人いませんか?
- 技術は積んでも、給料も評価も変わらない
- 上司や院長の考えに共感できない
- 毎日がルーティンで、将来に不安を感じている
- 独立したいけど、何から始めればいいのかわからない
👉 でも安心してください。
現状を変えるための「最初の一歩」は、辞めなくても始められます。
✅今の整骨院勤務から抜け出すためにやるべき行動5選!
① 自分の“理想の働き方”を言語化してみる
「自分がどう働きたいか」が曖昧だと、何を選べばいいのかも分からなくなります。
たとえば…
- 時間に縛られず、好きな人だけに施術したい
- 美容系に対応して、単価を上げたい
- 子どもとの時間を確保したい
まずはスマホのメモや紙に“働き方の理想像”を書いてみましょう。
② フリーランス施術の準備を副業レベルで始める
- SNSアカウントの開設(顔出し・実名なしでもOK)
- 施術ベッドとタオルを用意してモニター施術スタート
- LINE公式アカウントで予約の導線を作る
「まず1人施術してみる」だけで見える世界が変わります。
③ ブログやSNSで“自分の言葉”を発信する
- 施術中の気づき
- お客様とのやりとり
- あなたの価値観や考え方
プロっぽく書く必要はありません。
共感されるのは、あなたの素直な「日常」や「リアル」だったりします。
④ お金と税金の勉強を始める
- 開業届はいつ出せばいい?
- 副業なら「雑所得」?「事業所得」?
- 経費になるもの・ならないものって?
freeeやマネーフォワードなどの無料アプリでOK。
「数字を知る」だけで、独立へのハードルが一気に下がります。
⑤ “独立している人”と繋がる or 観察する
- Instagramやブログで活躍中のフリー施術者をフォロー
- 同業じゃなくても、自営業の人の考え方に触れてみる
自分の「当たり前」が壊れることで、見える選択肢が増えていきます。
💬まとめ|変えたいなら「ちょっと動く」から始めよう
整骨院の勤務にモヤモヤしているなら、
それはきっと「自分の力で進む時期」が来ているというサイン。
- いきなり辞めなくてもOK
- 週末1日からでもスタートできる
- 小さな実践の積み重ねが、未来を変える
あなたにしかできない施術・あなたにしかない魅力を、
もっと自由に、もっとあなたらしく届けていきませんか?
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